生理的に合わないというジレンマ - ひとつふたつ

私は34歳で本格的に婚活を始めた。
本気で結婚がしたいと思っていたから、
約50人の人と会って話をした。
その中にはただのヤリモクな人もいれば
理想が高すぎて悩む人もいれば
女性も男性も本当に一人一人違うんだな、と改めて実感した。
ある男性で、
スペック、性格、価値観、全て完璧なのに
どうしても生理的に合わない人、という人がいた。
某国立大学卒業の、港区在住、
お話も面白く、インターナショナルな視野を持った、
まさに!私の結婚相手になっていただきたい人だった。
初めまして、と行ったレストランは彼の行きつけで
前菜のサラダが美味しすぎて、今でも忘れられないくらい。
そんな中対面で座って、談笑して、
いざ、帰るとなった時に彼が私の隣にきた瞬間、
「ぞわーーーーーーー!」
という背筋が凍るような、これ以上私に近づかないで!感が襲ったのだ。
初めて、人に対して生理的な嫌悪感を抱いたと言っても過言ではないくらいの
私も私が信じられない程の「ぞわーーーーー」という気持ち。
あぁ、これが生理的に無理、ってやつなんだな、と
つまりは彼と私は一緒になれないのだな、ととてもがっかりしたのを覚えている。
友達なら良かったのに。
と思えるほど余裕はなかったから
会わないと決めて次に進む。
そんな彼から6~7年振りに連絡が来たのだった。